夏冷えからくる夏バテにご注意を! 2025年08月23日
女性のお悩み 2025年08月23日

こんにちは、ひなた鍼灸院です!
先日、NHK Eテレ「明日から使える“新”東洋医学」第3回
『夏冷えでも夏バテに⁈』(2025年8月18日放送)を拝見しました。
とても興味深い内容でしたので、ブログでも少しご紹介しますね。
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夏冷えが夏バテに?
猛暑や残暑が厳しいこの季節。実は「夏冷え」が夏バテの原因になることがあるんです。
家でも職場でも電車でもクーラーが効いていて、冷たい飲み物や食べ物をとることも増えますよね。
そうすると、体は外からも内からも冷やされちゃいます。
そこに、この季節特有の高い湿度が加わります。
東洋医学では「湿邪(しつじゃ)」と呼び、体に余分な水分がたまって巡りを妨げてしまうと考えます。
その結果、体のバランスが崩れて不調につながってしまうんです。
では、なぜ夏は湿度が高いのでしょうか?
実は気象的にも理由があります👇
- 気温が高いと空気に多くの水蒸気が含まれるため、夏は同じ湿度(%)でも空気中の水分量が圧倒的に多く、ジメジメしやすい。
- 日本は海に囲まれており、太平洋高気圧の湿った空気が流れ込むので、多湿になりやすい。
- さらに梅雨や夏の降水量の多さも加わり、地面や空気中の水分が増えて湿度が高まりやすい。
- 湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体に熱がこもって蒸し暑く感じやすくなる。
このように、気象条件と東洋医学的な「湿邪」の考え方が重なり合って、日本の夏は特に不調を招きやすい季節なんです。
たとえば…
- むくみやすい
- 体が重だるい
- 食欲が落ちる
こんな症状が出やすくなります。
特に五臓六腑の「脾(ひ)」「胃(い)」といった消化吸収を担う臓腑が弱りやすく、消化機能の低下や疲れやすさにもつながります。
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東洋医学的セルフケアのヒント
番組の中では、日常に取り入れやすいセルフケアがいくつか紹介されていました。
🌿 お腹ひねりのストレッチ
体をひねることで脾や胃に関わる経絡を刺激します。
これは経絡ストレッチの考え方に近いのかな🤔と思いました。
軽い運動でも十分に巡りが良くなりますし、何よりぐーっと体が伸びて気持ちいいですよね👍
🌿 食材の組み合わせで整える薬膳の工夫
個人的にとても面白いなぁと思ったのが薬膳のお話です。
番組で紹介されていたのは 「蒸し茄子の薬味からし和え」。
- 茄子 … 利尿作用があり余分な水分を排出してくれて、「冷やす」性質の食材
- 大葉・みょうが・からし … 体を温めて巡りを良くする作用のある食材
このように、冷やす食材 × 温める食材 の絶妙なかけ合わせで、食事の中でも自然にバランスを整えることができるんです。
🌿 ぬるめのお風呂
ぬるめのお湯に浸かって軽く汗をかくのもおすすめ。
巡りが良くなり、余分な水分が排出されやすくなります。
入浴後はしっかり水分補給をしてくださいね。
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鍼灸師からの視点
こうした東洋医学の考え方を日常に取り入れると、夏特有の不調をやわらげることができます。
鍼灸でさらにお手伝いできることもあります。例えば…
- 鍼灸による脾・胃の調整
食欲不振や疲れやすさの改善をめざして、消化吸収を担う「脾胃」の働きを整えます。 - お灸による温めのケア
冷えて滞った巡りを温めて促し、だるさやむくみの軽減につなげます。
また、番組の中ではセルフケアとして 背中にあるツボ「脾兪(ひゆ)」「胃兪(いゆ)」 が紹介されていました。
これらは消化吸収に関わる脾や胃の働きを助けるツボです。
背中って、自分ではなかなか押さえにくいですよね。
そんな時に役立つのが「手ぬぐいボール」

手ぬぐいを丸めてボール状にして背中に当ててゴロゴロ転がすと、セルフケアができます。まさに“かゆいところに手が届く”アイテムです。
患者さんから「先生は自分に鍼を打つんですか?」とよく聞かれますが、私は体が固くて背中に手が届きません(笑)
そんな時は、こうしたアイテムを使うと手軽にケアできるんです。
おわりに
夏の不調は「よくあること」と思ってしまいがちですが、放っておくとつらさが長引くこともあります。
無理せずセルフケアを取り入れながら、必要なときは鍼灸も頼ってくださいね🍀
ひなた鍼灸院は、名古屋市中川区にある女性専門の鍼灸院です。
鍼灸がはじめての方にも安心して受けていただけるよう、やさしい施術と丁寧なカウンセリングを心がけています。
妊活・マタニティ・産後ケアを中心に、月経や更年期、泌尿器のお悩みなど、女性の“ちょっとした不調”にも丁寧に対応しています。
特にこの時期は、クーラーや湿度の影響で「夏冷え」や「夏バテ」に悩む方からのご相談も多くいただきます。
「これって相談してもいいのかな?」というようなことでも、気になることがあればどうぞお気軽にご相談くださいね(◍•ᴗ•◍)


