ひなたコラム

つらい頭痛に。ガイドライン推奨の鍼灸 2025年10月06日

2025年10月06日

つらい頭痛に

🌸 「ズキズキ」や「ガンガン」…つらい頭痛に悩んでいませんか?

こんにちは!ひなた鍼灸院の青木です (⑅•ᴗ•⑅)

長ーい夏が落ち着いて、やっと秋らしい日が増えてきましたね。過ごしやすくなった反面、この寒暖差の影響で、最近、頭痛でお困りの患者さんが増えている気がします。

「薬を飲むほどではないけれど、毎日なんだかスッキリしない…」「できるだけ薬は避けたい」と、しんどい頭痛のお悩みを抱えていませんか?

特に、月経周期やホルモンバランスの変化に敏感な女性にとって、頭痛は生活の質を大きく下げてしまうつらい症状ですよね。そんな方のために、今日は鍼灸治療が頭痛ケアにどのように役立つのか、科学的な視点も交えてお話しさせていただきますね。


📜 鍼灸は頭痛ケアとして、専門ガイドラインで「推奨」されています

「鍼灸って、肩こりには効くイメージだけど、頭痛にもいいの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

実は、私たち鍼灸師の行う治療は、日本の専門家が作成した「頭痛の診療ガイドライン2021」にも、非薬物療法(薬を使わない方法)の一つとしてしっかりと記載され、推奨されています。

  • 偏頭痛の予防:鍼灸は「検討してよい」とされています。
  • 緊張型頭痛頻発・慢性的な頭痛の治療や予防の選択肢の一つとして挙げられています。

「エビデンス(科学的根拠)があるのかな?」とご不安な方もいらっしゃるかもしれませんが、鍼灸はつらい頭痛に悩むあなたに自信を持っておすすめできるケアの一つなんです。


💡 なぜ鍼灸は頭痛にやさしく働くの?

鍼灸治療が頭痛に役立つのは、その根本原因にアプローチできるからです。

1. カチコチになった筋肉をゆるめる

特に緊張型頭痛の原因となる、頭や首、肩甲骨周りの過緊張した筋肉にやさしく鍼をすることで、筋肉をゆるめ、血流を改善します。

2. 自律神経のバランスを整える

寒暖差などで乱れた自律神経を調整し、血管の収縮・拡張をスムーズに。ズキズキする偏頭痛の予防にもつながります。

3. 内側からじんわり温める

お灸を併用することで、冷えて滞った血液の流れを促進し、体全体のリラックスを深めます。冷え血の巡りの悪さが原因の頭痛にもとても有効です。


🗓️ どれくらいの回数、通うのが効果的?

鍼灸は、一時的な痛みを抑えるだけでなく、少しずつ体質を整えていく治療法です。「一回で全て解決」とはなりませんが、継続することで、頭痛の症状が軽くなる頻度が減るといった変化が期待できます。

一般的な目安としては、以下のペースで継続される方が多いです。

  • 最初の目安(効果の確認)週に1~2回のペースで、3~5回は続けて施術を受けていただくことで、ご自身の体に合うか、効果を感じられるかを確認します。
  • 継続施術(改善・予防へ):症状が改善傾向に入ったら、週1回を2~3ヶ月(5~10回程度)続けていただくことで、頭痛が起きにくい体質への変化を目指します。

もちろん、症状の重さや妊活マタニティといったデリケートな体調に合わせて、あなたに最適な通院頻度をご提案しますので、ご安心ください。

「この頭痛、どこに相談したらいいんだろう?」と悩む前に、ぜひ一度気軽にご相談くださいね。つらい頭痛の症状に寄り添い、女性鍼灸師として全力でサポートさせていただきます ( ˘͈ ᵕ ˘ ͈ )


ひなた鍼灸院は、名古屋市中川区にある女性専門の鍼灸院です。

妊活・マタニティ・産後ケアを中心に、月経や更年期、泌尿器のお悩みなど、女性の“ちょっとした不調”にも丁寧に対応しています。

鍼灸がはじめての方にも安心して受けていただけるよう、やさしい施術と丁寧なカウンセリングを心がけています。

「これって相談してもいいのかな?」というようなことでも、気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談くださいね(◍•ᴗ•◍)